太陽光発電の変換効率について

太陽光発電の変換効率とは?

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太陽光発電の変換効率とは、太陽光からのエネルギーを電力に変換する割合を指したものです。正確な数値を出すには、1平方センチメートルの面積(セル)の太陽電池に太陽光が当たったときの最大電力が変換効率として数値で表されます。

この変換効率がより高ければ高いほど、太陽光エネルギーをより電気エネルギーに変換することができるということになります。太陽光発電システムは販売するメーカーによって違いがあり、製品の特長もそれぞれ違いがあります。

太陽光発電システムは、太陽のエネルギーを電力に変換する製品です。そのため製品の質を判断するうえで、変換効率はその性能を判断する基準となっているのです。

変換効率の割り出し方と種類


変換効率を割り出すには、出力されたエネルギーと太陽光エネルギーで計算されます。“変換効率=出力エネルギー÷太陽エネルギー×100”と計算され、パーセントで表示されます。

1枚のセルに対し割り出されたものを「セル効率」と呼び、太陽電池モジュールに対して割り出されたものを「モジュール効率」と呼びます。一般に導入時に参考となる変換効率は、モジュール上のセル効率が基準となっています。これを基準変換効率と呼びます。

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セル効率とその数値とは?


セルとは薄い板に発電層や電極を取り付けたいわゆる太陽電池でのことをいいます。これは太陽光発電では基本の単位として扱われ、すべての基準として使用されます。この1枚のセルで割り出された変換効率がセル効率です。

太陽光発電の変換率(セル効率)は一般に10%から20%といわれています。もちろんこの数値が高いほど発電できる量が増えるのですが、変換効率が高いものはそれなりに高額になります。

変換効率はあくまでも基準


この変換効率は、あくまでも太陽光発電を選ぶ時の基準値です。発電量のすべてがこの変換効率で決まることはありません。太陽光発電システムは設置の角度や方位による影響を受けやすい製品です。また、天気や季節によっても違いが出てきます。

太陽電池はその性質として温度が高い夏の間は、変換効率が下がる傾向があります。暑い時期よりも春や秋の涼しい季節の方が、発電量が増えるケースが多いのです。もちろん太陽電池の種類によって温度に対する特性も異なります。正しい発電量が変換効率と一概に一致するとは言い切れません。

ですが、製品を選ぶときに、この変換効率は大変参考になるものです。導入前に年間の発電量を計算し、予測する上で変換効率は欠かすことはできません。大まかな年間の発電量を購入前に知ることができます。

購入した太陽光発電の回収率なども過去データと照らし合わせながら予想することが可能になるのです。せっかく高い費用を支払って、太陽光発電を導入するのですから業者などに任せきりではなく、自分自身でも発電性能を比較検討してみましょう。


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